住宅工事の遅れ 相談過去最多
ニュースで住宅工事の遅れ相談過去最多とありました
相談の内容は、古い住宅の解体のため賃貸住宅に引っ越したが、「解体業者が見つからない」と言われて工事が始まらないとか、住宅の工事が半年以上、中断されたあげく、業者が破産することを知った、などというものです。
原因として
①東日本大震災の復興工事や東京オリンピックの開催に向けた工事が増えていること
②建設業界は慢性的な人手不足
③円安などのコスト高による工事金額の契約不調
以上のことから、住宅の新築やリフォームの遅れに関するトラブルの相談が過去最多にのぼっているとして、注意を呼びかけています。
これは、住宅に限らず施主の代わりに工事業者を選定する設計者も同じ悩みをかかえています
また問題発生を避けるため、契約前の内容の確認と見積精査に関して注意深くし、特に特約条項は注意が必要です。
個人住宅では、設計者や専門方に相談するのは難しいと思いがちですが、過去に何度か相談を受けましたが、事は早いほど色々な対応ができると思いました。